日本の食卓にもうすぐザリガニが並びそうな件

ザリガニ』。それは川や池、田んぼに生息する生命力の強い生き物。

そんなザリガニが今、日本各地で大量発生している。2012年10月19日、岡山県・岡山市の住宅街の用水路にアメリカザリガニが大量発生。何故、これほどのザリガニが大量発生したのか。その理由は田んぼの水がひき、行き場を失ったザリガニ達がこの用水路に集まったものだと言われている。実はこのようなザリガニ大量発生問題は全国各地で起こり、駆除が行われている。

しかし、そんな中、あるニュースが。2012年10月23日、埼玉県・嵐山町でザリガニを獲った男が逮捕された。男は沼に仕掛けを打ち、ザリガニを大繁殖している大量捕獲。それをペットショップに売り、金を稼いでいた。その額年間約1000万円以上。ザリガニがそこまで金になるのも驚きだが、問題は何故それで逮捕されたのかという事である。実は男の使っていた網は条例で使用が禁止されているものだった。埼玉県の条例では網目が5ミリ以下の網は生息する他の魚の稚魚も獲ってしまう為、使用が禁止されているのだ。獲らなければ増え続け、獲り方を間違えれば逮捕される。全く面倒この上ないザリガニ問題。

ザリガニと共存をはじめた地域がある!

だが、その一方でザリガニと共存をはじめた地域がある。そこは北海道・釧路市にある阿寒湖。この湖にもザリガニが大量発生している。その名もウチダザリガニ。これこそが北海道の様々な場所で繁殖し、様々な問題を起こす厄介者。ウチダザリガニは在来種であるニホンザリガニを食べてしまうほか、阿寒湖が誇る特別天然記念物マリモも破壊。地元の人は駆除に駆除を重ねたが、あまりの繁殖力に追いつかず、もはや湖はザリガニだらけ。そして疲れきった人々はこのウチダザリガニを名産品にしてしまえば良いと考えついた。

実はウチダザリガニはヨーロッパでは高級食材。日本には1930年頃に輸入され、冷水地帯を好むという理由で北海道に放流された。ところが、ザリガニは処理に手間がかかる為、食材として普及しなかった。しかし食べなければこの国はザリガニのものになってしまう。

それではウチダザリガニを味わう商品を紹介しよう。

まずは『ザリガニピースちっぷす』。ウチダザリガニを粉末にし、加工したチップス。こちらは阿寒湖漁業組合の通販サイトで購入可能。そして、阿寒湖周辺のレストラン温泉工房あかんで人気なのはウチダザリガニを使ったパスタ『ザリボナーラ』。口コミではエビよりも美味いと言われている。

類似記事

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ